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【QGIS 3】新規シェープファイルを作成する方法(ポイント・マルチポイント・ライン・ポリゴン)

 QGISでは点・マルチポイント・ポリゴン等の新規シェープファイルを作成する事が出来ます。新規シェープファイルレイヤはファイル名・ファイルの文字コード・ジオメタリタイプ(ジオメタリなし・点・マルチポイント・ポリゴン)・座標参照系(CRS)を設定し、新規フィールドの名前・型(テキスト・整数値・小数点付き数値・日付)・長さ(文字や数値の長さ)を入力します。

 記事の内容

  • QGISで新規シェープファイルを作成する方法

QGIS3で新規シェープファイルを作成する方法

新規シェープファイルレイヤを追加

 新規シェープレイヤを追加するためには、左上のアイコンから、『新規シェープファイルレイヤ』(下図:黄色アイコン部分)をクリックします。

タイプ・フィールドを追加

 新規シェープファイルレイヤをクリックしたら、ファイル名・ファイルの文字コード・ジオメタリタイプ(ジオメタリなし・点・マルチポイント・ポリゴン)・座標参照系(CRS)を選択します。また、名前・型(テキスト・整数値・小数点付き数値・日付)・長さ(文字や数値の長さ)などの新規フィールド(属性テーブル)を入力し、『フィールドリストに追加』をクリックします。

レイヤの設定
項目内容
ファイルの文字コード▼タブから選択
ジオメトリタイプ▼タブから選択
 ・ジオメトリなし
 ・点(Point)
 ・マルチポイント
 ・ライン
 ・ポリゴン(Polygon)

属性テーブルを確認

 新しく作成したレイヤーを右クリックして属性テーブルを開き、属性テーブルに追加したフィールドリストが正しく記録されているか確認します。編集する場合は右上のメニューから『新規フィールド』『フィールド削除』でフィールドの追加や削除する事ができます。

地物を追加

 属性テーブルにデータが問題なく追加されていれば、作成したレイヤーに地物を追加します。レイヤーの編集をする際には『編集モード切替』をクリックし、『点地物を追加する』をクリックして点地物を追加します。

 点地物を追加したら属性テーブルに正しく入力されているか確認してください。ポイント同様の手順で入力・設定していくと、ラインやポリゴン等のシェープファイルも追加することができます。

属性テーブルを確認

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