【iPhone・iPad】『画像を調べる』で野鳥の名前を検索する方法

　野鳥の観察をしているが、「野鳥の種類がわからない・・・」ということはありませんか。Apple製品（iPhone・iPad等）の写真アプリには、撮影した画像を検索する機能があります。そこで本記事では、『画像を調べる』機能の使い方と、野鳥の名前を検索した際の精度について検証しました。

『画像を調べる』機能とは❓

　『画像を調べる』は写真やビデオに写っているアートや人気のランドマーク、植物、ペットなどを認識し、詳細な情報を素早く検索する事ができる機能です。

　iPhone で「画像を調べる」を使うにはiOS 15 以降が必要です。また、iPadでは iOS15.1 以降のiPad Pro 12.9 インチ (第 3 世代) 以降、iPad Pro 11 インチ (全モデル)、iPad Air (第 3 世代) 以降、iPad (第 8 世代) 以降で使用可能です（Apple サポート（公式））。

検索方法

１．写真アプリを起動

２．検索したい画像を選択

※ 『ファイル』に保存されている画像も検索可能

３．画面下に表示される野鳥マークを選択

※ 野鳥の写真と認識されていれば鳥のマークが表示されます

５．検索結果

　検索結果には『Siriの知識（Wikipedia）』と『同じタイプのWebイメージ』が表示されます。今回はコガモ・マガモ属が表示され、同じタイプのWebイメージ』では全て正しくコガモが表示されました。

　検索結果をタップすると画像掲載元のページを確認することができます。また、検索結果が不完全や不正確である場合には『問題を報告』から報告することができます。

野鳥を検索

ペリカン目

アオサギ

カモ目

マガン

コガモ

ハシビロガモ

オシドリ

野鳥として認識されず検索不可

ヒドリガモ

タカ目

トビ

ツル目

オオバン

スズメ目

ヒヨドリ

シメ

まとめ

　『画像検索』は特徴的な色彩・模様の野鳥であれば画像から野鳥名を識別できますが、似た種類の野鳥が判別できない点や野鳥の向いている角度や画質によって画像認識されない点に課題があります（iPhone撮影の写真では野鳥として認識されない場合もある）。

　そのため、『画像検索』である程度の種類を絞り込み，最終的に野鳥図鑑で種を決定する必要があります。今後のアップデート次第ではより精度の高い種判別ができることが期待されます。

参考

• Apple サポート（公式）

Apple サポート