野生動物

ニホンザルの生態|特徴・繁殖生態・食性・農作物被害・群れの個体数・遊動域

 ニホンザル(Macaca fuscata)は霊長目オナガザル科マカク属に分類される哺乳類であり、本州・四国・九州(屋久島・種子島などの島嶼部を含む)に生息しています。青森県下北半島に生息しているニホンザルは、霊長類の世界的な分布の北限であることから、下北半島のサルおよびサル生息北限地は天然記念物に指定されています。

特徴

 ニホンザル(Macaca fuscata)は霊長目オナガザル科マカク属に分類される哺乳類であり、本州・四国・九州(屋久島・種子島などの島嶼部を含む)に生息しています。青森県下北半島に生息しているニホンザルは、霊長類の世界的な分布の北限であることから、下北半島のサルおよびサル生息北限地は天然記念物に指定されています。

繁殖生態

出産時期

地域繁殖期出産時期論文
三重県鈴鹿山系
(上丹生群)
※餌付け個体群
4〜7月杉山 & 大沢,1974

妊娠率と初産年齢

地域妊娠率初産年齢(割合)論文
兵庫県
(美方A群)
14.3〜73.7%
(2010年 14.3%)
(2011年 73.7%)
森光ほか,2013
三重県鈴鹿山系
(上丹生群)
※餌付け個体群
初産 5歳 50%
6歳 40%
7歳 10%
杉山 & 大沢,1974

食性

 ニホンザルは雑食性で、植物の葉や果実、種子、樹皮、冬芽、昆虫、両生類、キノコなど、様々なものを採食します。春には植物の若葉や芽・花など、夏には毒がある植物やアクが強い植物を除いた多くの植物の葉や芽・花・種子などを採食します。また、昆虫類や節足動物・両生類なども機会があれば採食します。秋にはミズキやブナ・ヤマブドウなどの植物の種子や果実を多く採食します。冬季は最もえさ環境の悪い季節で、植物の樹皮や冬芽・葉などを採食します。

植物

種名論文
イタヤカエデ小金沢正昭. (1996).
ウシノケグサ類小金沢正昭. (1996).
シロヤシオ小金沢正昭. (1996).
ススキ小金沢正昭. (1996).
白山自然保護センター. (1988).
シシウド上馬康生. (1992).
シロツメクサ小金沢正昭. (1996).
チシマザサ上馬康生. (1992).
ハギ白山自然保護センター. (1988).
ハクサンアザミ白山自然保護センター. (1988).
ブナ小金沢正昭. (1996).
ミヤコザサ小金沢正昭. (1996).
ヤマザクラ白山自然保護センター. (1988).

種子・果実

種名論文
ウリノキ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
ウルシ類小金沢正昭. (1996).小金沢正昭. (1996).
ウワミズザクラ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
エビヅル小金沢正昭. (1996).
オニグルミ白山自然保護センター. (1988).
ガマズミ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
カマツカ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
キイチゴ類小金沢正昭. (1996).
キハダ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
キブシ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
クマイチゴ上馬康生. (1992).
クマシデ類小金沢正昭. (1996).
クリ小金沢正昭. (1996).
クロモジ類小金沢正昭. (1996).
ケチジミザサ小金沢正昭. (1996).
コゴメウツギ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
サクラ類小金沢正昭. (1996).
サルナシ小金沢正昭. (1996).
江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
ツタ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
ツノハシバミ白山自然保護センター. (1988).
ツリバナ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
ツルウメモドキ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
ナワシロイチゴ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
フジ鈴木延夫. (1984).
ブナ鈴木延夫. (1984).
小金沢正昭. (1996).
白山自然保護センター. (1988).
マタタビ小金沢正昭. (1996).
江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
マユミ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
ミズキ小金沢正昭. (1996).
白山自然保護センター. (1988).
ミズヒキ小金沢正昭. (1996).
ミズナラ小金沢正昭. (1996).
ミツバアケビ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
ムラサキシキブ小金沢正昭. (1996).
江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
モミジイチゴ江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
ヤマブドウ小金沢正昭. (1996).
江成広斗, 松野葉月, & 丸山直樹. (2005).
白山自然保護センター. (1988).
上馬康生. (1992).
ヤマグワ鈴木延夫. (1984).
小金沢正昭. (1996).

採食した堅果類

樹皮・冬芽

種名論文
アオダモ鈴木延夫. (1984).
小金沢正昭. (1996).
アカシデ鈴木延夫. (1984).
イワガラミ鈴木延夫. (1984).
ウワミズザクラ鈴木延夫. (1984).
オオバアサガラ小金沢正昭. (1996).
ガマズミ鈴木延夫. (1984).
キハダ鈴木延夫. (1984).
クロモジ鈴木延夫. (1984).
ケヤキ白山自然保護センター. (1988).
コシアブラ鈴木延夫. (1984).
コメツガ鈴木延夫. (1984).
サルナシ鈴木延夫. (1984).
サンショウ鈴木延夫. (1984).
シナノキ鈴木延夫. (1984).
タカノツメ鈴木延夫. (1984).
ダケカンバ鈴木延夫. (1984).
タムシバ鈴木延夫. (1984).
タラノキ鈴木延夫. (1984).
ダンコウバイ鈴木延夫. (1984).
ツタウルシ鈴木延夫. (1984).
ツルウメモドキ鈴木延夫. (1984).
ツリバナ鈴木延夫. (1984).
ツルアジサイ鈴木延夫. (1984).
トチノキ鈴木延夫. (1984).
ハナイカダ鈴木延夫. (1984).
ヒロハノツリバナ鈴木延夫. (1984).
フジ鈴木延夫. (1984).
白山自然保護センター. (1988).
ニシキウツギ小金沢正昭. (1996).
ニセアカシア小金沢正昭. (1996).
ノリウツギ鈴木延夫. (1984).
ヒノキアスナロ鈴木延夫. (1984).
ブナ鈴木延夫. (1984).
ホオノキ鈴木延夫. (1984).
マタタビ鈴木延夫. (1984).
マユミ鈴木延夫. (1984).
ミヤマアオダモ鈴木延夫. (1984).
ヤドリギ鈴木延夫. (1984).
ヤマウルシ鈴木延夫. (1984).
ヤマグワ鈴木延夫. (1984).
小金沢正昭. (1996).
ヤマブドウ鈴木延夫. (1984).
ユリノキ鈴木延夫. (1984).

両生類・その他動物

種名論文
カタツムリ白山自然保護センター. (1988).
モリアオガエル(泡巣)井上光興, & 辻大和. (2016).

ニホンザルによる農作物被害

 ニホンザルの多くは人里に群れで出没するため、短期間で甚大な農林作物被害が発生する傾向があります。サルの被害の特徴は、農林作物の美味しい部分のみを採食する、ぜいたくな食べ方をします。採食痕跡としてはあたり一面散らかっていることが多く、人間のような歯形が残ったり、皮や種を吐き出したような痕跡が残ります。

 サルによる農林作物被害は穀物類(イネ等)や果菜類(トマト・ナス等)、葉菜類(キャベツ・レタス等)、果樹(カキ・クリ等)、キノコ(シイタケ)、造林木(スギ・ヒノキ)など幅広い品目に被害を与えます。

穀物類

種名論文
アワ浅田正彦.(2011).
松田勇二. (1993).
小豆安井淳雅. (2013).
鈴木克哉. (2004).
イネ安井淳雅. (2013).
浅田正彦.(2011).
松田勇二. (1993).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
大麦安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
小麦安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
ササゲ鈴木克哉. (2004).
大豆浅田正彦.(2011).
松田勇二. (1993).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
鈴木克哉. (2004).
トウモロコシ浅田正彦.(2011).
中域海咲, 加藤元海. (2018).
松田勇二. (1993).
鈴木克哉. (2004).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).

果菜類 〜果実を食べる野菜〜

種名論文
イチゴ中域海咲, 加藤元海. (2018).
松田勇二. (1993).
鈴木克哉. (2004).
インゲン吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
エダマメ安井淳雅. (2013).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
エンドウ安井淳雅. (2013).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
鈴木克哉. (2004).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
カボチャ浅田正彦.(2011)
安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
鈴木克哉. (2004).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
キュウリ安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
鈴木克哉. (2004).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
サヤインゲン松田勇二. (1993).
シシトウ小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
スイカ浅田正彦.(2011)
安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
鈴木克哉. (2004).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ソラマメ浅田正彦.(2011)
安井淳雅. (2013).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
トウガン吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
トウモロコシ安井淳雅. (2013).
トマト浅田正彦.(2011).
松田勇二. (1993).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
鈴木克哉. (2004).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ナス浅田正彦.(2011)
安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
鈴木克哉. (2004).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ハヤトウリ中域海咲, 加藤元海. (2018).
ピーマン安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
メロン鈴木克哉. (2004).
ラッカセイ浅田正彦.(2011).
松田勇二. (1993).
ユウガオ鈴木克哉. (2004).

葉菜類 〜葉や茎を食べる野菜〜

種名論文
カラシナ吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
キャベツ安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
タアサイ吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
チンゲンサイ吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ツケナ吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ネギ安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
鈴木克哉. (2004).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ハクサイ安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
鈴木克哉. (2004).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ブロッコリー吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ホウレンソウ鈴木克哉. (2004).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
レタス安井淳雅. (2013).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).

根菜類 〜根の部分を食べる野菜〜

種名論文
カブ吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
サツマイモ浅田正彦.(2011)
安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
サトイモ安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
ジャガイモ浅田正彦.(2011)
安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
鈴木克哉. (2004).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ダイコン安井淳雅. (2013).
中域海咲, 加藤元海. (2018).
松田勇二. (1993).
鈴木克哉. (2004).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
タケノコ浅田正彦.(2011)
タマネギ安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ニンジン安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ラッキョウ吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ヤマイモ安井淳雅. (2013).

果樹類

種名論文
イチジク浅田正彦.(2011)
安井淳雅. (2013).
ウメ松田勇二. (1993).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
カキ浅田正彦.(2011)
安井淳雅. (2013).
中域海咲, 加藤元海. (2018).
松田勇二. (1993).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
カリン吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
キウイフルーツ松田勇二. (1993).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
クリ安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
クワ中域海咲, 加藤元海. (2018).
ナシ安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
中域海咲, 加藤元海. (2018).
ミカン浅田正彦.(2011)
安井淳雅. (2013).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
モモ松田勇二. (1993).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ハッサク小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
ビワ浅田正彦.(2011)
安井淳雅. (2013).
中域海咲, 加藤元海. (2018).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
ブドウ安井淳雅. (2013).
松田勇二. (1993).
ポンカン小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).
ユズ安井淳雅. (2013).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
リンゴ安井淳雅. (2013).

花卉類

種名論文
キク安井淳雅. (2013).
吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ソメイヨシノ吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
チューリップ吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).
ツバキ吉田洋, 林進, 北原正彦, & 藤園藍. (2006).

キノコ類

種名論文
シイタケ浅田正彦.(2011),
松田勇二. (1993).
鈴木克哉. (2004).
小田亮, 松本晶子, 田代靖子 & 五百部裕. (2000).

造林木

種名論文
スギ松田勇二. (1993).
ヒノキ松田勇二. (1993).

群れのサルの数

 野生のニホンザルは「群れ」と呼ばれるまとまった集団で生活しており、群れはおもにメスとその子供を中心に構成されます。オスは4~6歳頃に群れを離れて単独(ハナレザル)で行動したり、オスだけのグループを形成したり、他の群れに加わるなどします。

 群れの規模は数十頭から百数十頭であり、群れの分裂や生息域の環境などにも左右されますが、多くは30~50頭前後の群れを構成します。

ニホンザルの群れのサル数

 野生のニホンザルは「群れ」と呼ばれるまとまった集団で生活しており、群れはおもにメスとその子供を中心に構成されます。オスは4~6歳頃に群れを離れて単独(ハナレザル)で行動したり、オスだけのグループを形成したり、他の群れに加わるなどします。

 群れの規模は数十頭から百数十頭であり、群れの分裂や生息域の環境などにも左右されますが、多くは30~50頭前後の群れを構成します。

神奈川県 丹沢山域

地域群れ名群れ数論文
神奈川県 丹沢山域鍋嵐群70頭飯村, 1987
神奈川県 丹沢山域南大山沢群10頭飯村, 1987
神奈川県 丹沢山域宮ガ瀬金沢群21頭飯村, 1987
神奈川県 丹沢山域塩水川群10頭飯村, 1987
神奈川県 丹沢山域伊勢沢群10頭飯村, 1987
神奈川県 丹沢山域棒ノ木丸群20頭飯村, 1987
神奈川県 丹沢山域箒杉沢群15頭飯村, 1987
神奈川県 丹沢山域雨山群10頭飯村, 1987
神奈川県 丹沢山域石小屋ノ頭群15頭飯村, 1987
神奈川県 丹沢山域矢駄沢群10頭飯村, 1987
神奈川県 丹沢山域界風岩山群10頭飯村, 1987

石川県 白山地域

地域群れ名群れ数論文
石川県 白山地域タイコA171頭野崎ほか, 1993
石川県 白山地域クロダニ郡53頭野崎ほか, 1993
石川県 白山地域KMA142頭〜滝ほか, 2005
石川県 白山地域KMA317頭〜滝ほか, 2005
石川県 白山地域KMC27頭〜滝ほか, 2005
石川県 白山地域KMD57頭滝ほか, 2005
石川県 白山地域TA11b46頭滝ほか, 2005
石川県 白山地域TA1212頭〜滝ほか, 2005
石川県 白山地域TA2195頭滝ほか, 2005
石川県 白山地域TA2239頭滝ほか, 2005
石川県 白山地域TA353頭滝ほか, 2005
石川県 白山地域TA450頭〜滝ほか, 2005
石川県 白山地域TB129頭滝ほか, 2005
石川県 白山地域TB2110頭〜滝ほか, 2005
石川県 白山地域TB2245頭滝ほか, 2005
石川県 白山地域ODA9頭〜滝ほか, 2005
石川県 白山地域ODB22頭〜滝ほか, 2005

兵庫県

地域群れ名群れ数
(推定)
論文
豊岡城崎A31頭安井, 2013
美方美方A35頭安井, 2013
大河内・生野大河内A43頭安井, 2013
大河内・生野大河内B56頭安井, 2013
大河内・生野大河内C126頭安井, 2013
篠山篠山A66頭安井, 2013
篠山篠山B32頭安井, 2013
篠山篠山C33頭安井, 2013
篠山篠山D35頭安井, 2013
佐用佐用餌場群76頭安井, 2013
淡路淡路餌場群310頭安井, 2013

群れの遊動域

 野生のサルの群れは、一定の範囲(遊動域)を餌を探しながら生活しています。遊動域は群れの規模・生息環境・季節等によって異なり、1.6~20.8㎢です。群れ同士の遊動域は重なりあっていることが多く、遊動域の場所は群れの構成メンバーが変化しても同じ場所で生活していきます。

ニホンザルの遊動域

 野生のサルの群れは、一定の範囲(遊動域)を餌を探しながら生活しています。遊動域は群れの規模・生息環境・季節等によって異なり、1.6~20.8㎢です。群れ同士の遊動域は重なりあっていることが多く、遊動域の場所は群れの構成メンバーが変化しても同じ場所で生活していきます。

東北

地域年間論文
青森県
下北半島
(M群)
(1〜3月)
13.50

15.88 ㎢
鈴木, 1984

関東

~丹沢山域~

地域年間論文
鍋嵐群18 ㎢飯村, 1987
南大山沢群4.0 ㎢飯村, 1987
宮ガ瀬金沢群6.0 ㎢飯村, 1987
塩水川群3.5 ㎢飯村, 1987
伊勢沢群4.0 ㎢飯村, 1987
棒ノ木丸群4.0 ㎢飯村, 1987
箒杉沢群6.3 ㎢飯村, 1987
雨山群3.8 ㎢飯村, 1987
石小屋ノ頭群4.3 ㎢飯村, 1987
矢駄沢群4.0 ㎢飯村, 1987
界風岩山群4.0 ㎢飯村, 1987

北陸

地域年間論文
石川県
白山山麓
(9〜11月)
6.4

12.5 ㎢
(12~1月)
3.7

4.5 ㎢
野崎ほか, 1993

東海

地域年間論文
三重県(3〜5月)
18.8 ㎢
(6〜8月)
17.8 ㎢
(9〜11月)
20.8 ㎢
(12〜2月)
19.6 ㎢
佐野, 2003

四国

地域年間論文
香川県
(大多和)
1.7 ㎢4.5 ㎢2.7 ㎢3.3 ㎢中川, 1991
香川県
(南川)
5.4 ㎢5.7 ㎢3.8 ㎢3.6 ㎢中川, 1991
香川県
(大樅)
1.8 ㎢2.9 ㎢1.6 ㎢2.6 ㎢中川, 1991
香川県
(鈴竹)
1.7 ㎢1.7 ㎢1.6 ㎢1.7 ㎢中川, 1991
香川県
(大楢)
2.0 ㎢2.9 ㎢2.1 ㎢3.1 ㎢中川, 1991

引用文献

  • 浅田正彦.(2011).2009年度「野生獣の生息状況・農作物被害状況アンケート調査」結果.千葉県生物多様性センター研究報告.3:1-15.
  • 井上光興, & 辻大和. (2016). 野生ニホンザル Macaca fuscata によるモリアオガエル Rhacophorus arboreus 泡巣の採食事例. 霊長類研究, 32-004.
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